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日 血 ニ ュ ー ス 《 メール便 》
2021年6月15日(火)号
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日本血液学会 会員各位
「造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン 2021年度版」公開のお知らせ
日本血液学会では、2017年8月にゲノム医療部会を発足し、造血器腫瘍に関連した遺伝子異常の臨床的有用性を、
学会指針、文献等をもとに検討し、2018年5月に「造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン」を作成いたしました。
昨年3月の一部改訂を経て、この度「造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン 2021年度版」を公開いたしました。
◇造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン2021年度版: http://www.jshem.or.jp/genomgl/
2021年度版では、従来の造血器腫瘍に関連した遺伝子リストを、修正・アップデートするとともに、
造血器腫瘍及びその類縁疾患を対象とした遺伝子パネル検査の使用法に関して各疾患・病期ごとに検討し、
現時点の科学的エビデンスに基づいた推奨度を「疾患・病期別パネル検査推奨度」として提示しております。
固形がん分野ではすでに2種類の遺伝子パネル検査が保険償還されておりますが、
将来的には、造血器分野においてもパネル検査の臨床実装が見込まれます。
このガイドラインを通じて、会員各位のがんゲノム医療に対する理解がさらに深まることを祈念しております。
日本血液学会 理事長 松村到
日本血液学会ゲノム医療部会
赤司浩一(部会長)、伊豆津宏二、小川誠司、遠西大輔
片岡圭亮、加藤元博、坂田麻実子、真田昌、鈴木達也、南谷泰仁
前田高宏(副部会長)、松村到、三谷絹子、村松秀城、李政樹