日本血液学会

日血ニュース| News
第86回日本血液学会学術集会
The 14th JSH International Symposium 2024 in Hakodate

平成24年度診療報酬改訂

更新日時:2012年2月22日

日本血液学会との関連が深いおもな項目(抜粋)

1.造血幹細胞移植後の患者指導管理料(新設) 300点
造血幹細胞移植後であって、入院中の患者以外の患者に対して、基準を満たす医療機関の保険医、看護師、薬剤師等が共同して計画的な医学管理を継続して行った場合に、月1回に限り算定可能。

2.専門医による骨髄像診断加算(新設) 240点
骨髄検査を行った場合に、血液疾患に関する専門の知識を有する医師が、その結果を文書により報告した場合、骨髄像診断加算を算定可能。

3.造血幹細胞移植の際のHLA抗体検査(新設) 4,000点
造血幹細胞移植を予定している患者に抗HLA抗体検査を行う場合に算定可能。

4.造血幹細胞採取
(採取、HLA検査、細胞数測定、採取前後の健康管理など一連の費用を含む。)
 1 骨髄採取
  同種 19,200 → 21,640点
  自家 15,000 → 17,440点
 2 末梢血幹細胞採取
  同種 19,200 → 21,640点
  自家 15,000 → 17,440点

5.造血幹細胞移植
 1 骨髄移植
  同種 65,600 → 66,450点
  自家 25,000 → 25,850点
 2 末梢血幹細胞移植
  同種 65,600 → 66,450点
  自家 30,000 → 30,850点
 3 臍帯血移植 44,300 → 66,450点

以上、ご報告申し上げます。
ご尽力いただいた先生方に心より御礼を申し上げます。

日本血液学会診療委員会
委員長  黒川 峰夫

このページの先頭へ