日本血液学会との関連が深いおもな項目(抜粋)
1.造血幹細胞移植後の患者指導管理料(新設) 300点
造血幹細胞移植後であって、入院中の患者以外の患者に対して、基準を満たす医療機関の保険医、看護師、薬剤師等が共同して計画的な医学管理を継続して行った場合に、月1回に限り算定可能。
2.専門医による骨髄像診断加算(新設) 240点
骨髄検査を行った場合に、血液疾患に関する専門の知識を有する医師が、その結果を文書により報告した場合、骨髄像診断加算を算定可能。
3.造血幹細胞移植の際のHLA抗体検査(新設) 4,000点
造血幹細胞移植を予定している患者に抗HLA抗体検査を行う場合に算定可能。
4.造血幹細胞採取
(採取、HLA検査、細胞数測定、採取前後の健康管理など一連の費用を含む。)
1 骨髄採取
同種 19,200 → 21,640点
自家 15,000 → 17,440点
2 末梢血幹細胞採取
同種 19,200 → 21,640点
自家 15,000 → 17,440点
5.造血幹細胞移植
1 骨髄移植
同種 65,600 → 66,450点
自家 25,000 → 25,850点
2 末梢血幹細胞移植
同種 65,600 → 66,450点
自家 30,000 → 30,850点
3 臍帯血移植 44,300 → 66,450点
以上、ご報告申し上げます。
ご尽力いただいた先生方に心より御礼を申し上げます。
日本血液学会診療委員会
委員長 黒川 峰夫