日本血液学会会員 各位
本会では2009年に会員のみなさまに、「成人に対する骨髄穿刺の穿刺部位に関する注意」に関し、お知らせしました。
この度、日本医療安全調査機構から「胸骨骨髄穿刺検査時の大血管損傷のリスク」についての警鐘事例報告がありました(2015年8月6日付)。特に高齢者においては皮膚や胸骨が脆弱であり、想定した長さ以内の刺入でも貫通するケースがあるとして強く注意を喚起しています。
◇日本医療安全調査機構HP:http://www.medsafe.jp/activ_alarm.html
この事例を受け、本会でもこの注意文を改めて下記に掲載いたしますので、ご確認のうえ、ご留意いただくようお願いしたいと思います。
日本血液学会 診療委員長 神田 善伸
理事長 赤司 浩一
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