・視聴したプログラム名
〈legion North America〉
AML/Bleeding Disorders/CLL/CML/COVID-19 and Hematology /Lymphoma/MDS など
・視聴したプログラムの内容
症例ベースでの臨床試験等を踏まえた最新知見の紹介
・視聴した感想
この度日本血液学会の御厚意によりHOA2021 Virtualに参加させて頂きました。COVID-19の影響によるOnlineでの開催のため、例年のような統計解析や論文の書き方などのTrainee sessionがなかったのが残念でした。しかしながら、研究や病院での勤務を中断することなく参加が可能であった点は便利であったと考えています。
全体としては文字通りASHの内容を簡潔にまとめたもので、疾患別にケースプレゼンテーションを行い、最新知見を織り交ぜながら簡潔なプレゼンテーションがなされていきました。内容はとしては例えば急性骨髄性白血病においては、AZA＋VenetoclaxやVentoclax-IDH inhibitor combination therapyのP3試験の結果、CMLにおける新規TKI asciminibの臨床試験の結果などはLate lineにおいても非常に期待の持てる内容でした。また今年特有のものとしてはCOVID-19に関するsessionなどもありました。自分の足りない知識がブラッシュアップされていき、有意義であったと思います。
Live sessionはありますが、OnlineはOn demandでも聴講でき、また繰り返し視聴できる良さがありました。しかしながらtable talkのような実際の場で生まれる相互コミュニケーションに勝るものはないとも感じました。COVID-19による多大な影響を受けておりますが、早々に収束し実際の学会に参加できる事を願ってやみません。
最後にこの度は非常に貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
