日本血液学会 造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン2023年度版

詳細情報

遺伝子名
NRAS
該当する造血器疾患 AML
当該疾患の発症と関連した生殖細胞系列の病的バリアントである可能性 あり
臨床的有用性
1
遺伝子変異の機能的意義とその種類 機能獲得(変異:G12D/S/A/V, Q61R/Kなど)
関連する染色体構造変化
Fast-track 対象遺伝子異常 G12, G13, Q61
エビデンスレベル 診断
A
根拠となる論文、学会指針、臨床試験:ELN2022
エビデンスレベル 治療法選択
D
根拠となる論文、学会指針、臨床試験:PMID: 31088841
エビデンスレベル 予後予測
C
根拠となる論文、学会指針、臨床試験:PMID: 19880497, 31088841, 31932844, 35941135
薬剤
その他コメント RAS 関連遺伝子の変異により、BCL2阻害剤、FLT3阻害剤に対する耐性をきたす可能性がある。
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