日本血液学会 造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン2023年度版

詳細情報

遺伝子名
IDH2
該当する造血器疾患 AML
当該疾患の発症と関連した生殖細胞系列の病的バリアントである可能性
臨床的有用性
2
遺伝子変異の機能的意義とその種類 機能獲得(変異:R140Q存在下で、対側アリルにおけるQ316E/I319M変異の獲得)
関連する染色体構造変化
Fast-track 対象遺伝子異常 R140Q, R172K
エビデンスレベル 診断
エビデンスレベル 治療法選択
D
根拠となる論文、学会指針、臨床試験:PMID: 29950729
エビデンスレベル 予後予測
薬剤
その他コメント R140Q存在下で、対側アリルにQ316EもしくはI319Mの変異を獲得することで、IDH2阻害剤 (Enasidenib) に対する耐性をきたす可能性がある。
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