第86回日本血液学会学術集会

English

会長挨拶

第86回日本血液学会学術集会
会長 高折 晃史
(京都大学医学研究科 血液・腫瘍内科学)
高折 晃史先生

 このたび、2024 年10月11日(金)~13日(日)の3日間、第86回日本血液学会学術集会を京都市で開催させていただくことになりました。開催の成功に全力を尽くしたいと存じます。
 2019年12月に始まった新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行は、約4年弱が経過しようしています。本年5月以降、5類への移行に伴い、人々の日常生活はやや以前に戻った部分もありますが、この間の社会生活の変化は、ウクライナ情勢等の緊迫した世界情勢もあり、これまでにないものといえましょう。
 この状況下、今年度の第85回学術集会は、コロナ流行以後初の本格的な対面開催を象徴するように、豊嶋会長がそのテーマを「再開」と設定し、多くの参加者の現地参加と対面による議論が活発に行われ、成功裡に会を終えました。
 そこで、来年の学術集会は、この交流をさらに「深化」させるよう、テーマを「交流の深化」とさせていただきました。
 これは、単にコロナ禍の人々の交流再開を深化させるという意味だけでなく、様々な交流の深化を目指したいと考えています。「基礎研究者」と「臨床医」、「日本血液学会」と「諸外国の血液学会」、「若手医師」と「熟年医師」、「大都市」と「地方」、「医師」と「医療従事者」、「医師」と「患者」、「男性医師」と「女性医師」という風にです。
 コロナ禍からの回復の過程で、様々な交流が再会(再開)し、さらに深化(進化)することを祈念して、皆さまには、是非、本学会にご参加いただき、熱い議論を戦わせていただくと同時に、交流の深化と秋の京都を楽しんでいただけましたら幸いに存じます。

このサイトについて|Copyright © 第86回日本血液学会学術集会 All Rights Reserved.