テクリスタマブ・ダラツムマブ/ボルヒアルロニターゼ アルファ併用療法の入院使用におけるDPC算定上の注意喚起
日本血液学会 会員各位
テクリスタマブ・ダラツムマブ/ボルヒアルロニターゼ アルファ併用療法を入院下で実施する場合、現行のDPC制度においては包括評価(DPC算定)の対象となり、医療機関における持ち出しが生じてしまうため、下記の通り注意喚起いたします。
本併用療法を入院で実施した場合、現行のDPC コード体系では、テクリスタマブに係るDPCコードとダラツムマブ/ボルヒアルロニターゼ アルファに係るDPCコードのいずれにおいても算定することが可能です。
テクリスタマブに係るDPCコードで算定した場合、ダラツムマブ/ボルヒアルロニターゼ アルファ分が医療機関からの持ち出しになります。一方、ダラツムマブ/ボルヒアルロニターゼ アルファに係るDPCコードで算定した場合、テクリスタマブ分が医療機関の持ち出しになります。
本併用療法について、それぞれのDPCコードにおいて、併用する薬剤の出来高算定が可能となるまでの間、医療機関において損失が発生するリスクがあります。また、算定に用いるDPCコードによって、医療機関の持ち出し額が大きく異なりますので、入院下での実施を計画される際には、どちらのDPCコードで算定するのが適切かという点も含めて、その取扱いを貴施設の医事課(DPC担当)等へ事前にご確認くださいますようお願い申し上げます。
日本血液学会
広報委員会委員長 中島秀明
診療委員会委員長 神田善伸