第88回日本血液学会学術集会

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会長挨拶

第88回日本血液学会学術集会
会長 小川 誠司
京都大学大学院医学研究科 腫瘍生物学講座
会長写真

 このたび、2026年10月9日(金)~11日(日)の3日間、第88回日本血液学会学術集会を国立京都国際会館にて開催させていただくことになりました。伝統ある本学会の会長を拝命し、身の引き締まる思いとともに、学会のさらなる発展に寄与できますよう全力で準備を進めております。

 本学術集会のテーマは「世代を繋ぐ」といたしました。
 言うまでもなく、医学・科学の発展は、多くの碩学の知恵と努力の積み重ねの上に成り立っています。血液学も例外ではありません。基礎から臨床、そして医療実践に至るまで、新たな発見や治療法の開発が進む中で、先達の知見を未来へと確実に継承し、次世代の研究者・臨床医がそれをさらに発展させていくことは、私たち血液学に携わる者の大きな使命です。

 また、医学・科学の世界では、世代間の継承のみならず、基礎と臨床、研究と医療現場、医師と多職種、そして国内外の若手研究者・医師の交流を通じて、新たな価値を生み出していくことが求められています。本学術集会が、そうした世代を超えた「知」と「志」を繋ぐ場となり、未来の血液学を支える多くの出会いと対話が生まれる機会となることを願っております。

 開催地・京都は、古くから日本の文化・学問の中心として、伝統を守りながら常に新しいものを生み出してきた地です。この「古都・京都」において、血液学の過去・現在・未来を繋ぐ実り多い議論が展開されることを期待しております。
 秋の京都で、多くの皆さまと直接お会いし、熱い議論を交わし、学びと交流を深められることを心より楽しみにしております。
 多数のご参加を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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