日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドライン2018年版補訂版

造血器腫瘍診療ガイドライン 2018年版補訂版

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日時 ページ 訂正箇所
2022.5.16 172 Lugano分類(2014) Reprinted with permission. ©2014 American Society of Clinical Oncology. All rights reserved.
Cheson BD, et al: J Clin Oncol 32 (27), 2014: 3059-3068.
(表下部にクレジットを追加)
2022.5.16 175 FLIPI2 Data from Federico M, et al: J Clin Oncol 27 (27), 2009: 4555-4562.
Readers are encouraged to read the entire article for the correct context at jco.ascopubs.org.
(表下部にクレジットを追加)
2022.5.16 175 上から10行目 …である。次頁の表「改訂版NHLの効果判定規準」は,文献14の内容をJCOG-LSGで議論し,国内の臨床試験で用いやすいように規準を作成したもの示している16)PET-CT用いた効果判定では5ポイントスケールによる評価が推奨されている17)治療後のスコア1または2は,complete metabolic response と考えられる。 …である。PET-CT用いた効果判定では5ポイントスケールによる評価が推奨されている16)
2022.5.16 176 改訂版NHLの効果判定規準(2007)表タイトル 改訂版NHLの効果判定規準14,16) 改訂版NHLの効果判定規準(2007)
2022.5.16 177 5ポイントスケール Data from Barrington SF, et al: J Clin Oncol 32 (27), 2014: 3048-3058.
Readers are encouraged to read the entire article for the correct context at jco.ascopubs.org.
(表下部にクレジットを追加)
2022.5.16 177 上から2行目 悪性リンパ腫の再発は,8割以上が臨床症状の出現により発見されるとされている18,19)。定期的にCTを行うことで臨床症状が出現する前に再発が発見される場合もあるが,早期発見が予後改善につながるかは明確ではない20)。よって定期的なCTによるフォローアップは,コストを含めた患者利益を十分に検討した上で行うことが望ましい。定期的なPETによるフォローアップは有用性を示す根拠はなく,推奨されない21-24) 悪性リンパ腫の再発は,8割以上が臨床症状の出現により発見されるとされている17, 18)。定期的にCTを行うことで臨床症状が出現する前に再発が発見される場合もあるが,早期発見が予後改善につながるかは明確ではない19)。よって定期的なCTによるフォローアップは,コストを含めた患者利益を十分に検討した上で行うことが望ましい。定期的なPETによるフォローアップは有用性を示す根拠はなく,推奨されない20-23)
2022.5.16 177 文献 16)造血器腫瘍取扱い規約第1版.日本血液学会/日本リンパ網内系学会編,金原出版,2010. (文献追加)
2022.5.16 178 文献 文献17~24 文献16~23
2022.5.16 275 表2
タイトル
JCOG版ATLに対する治療効果判定規準(JCOGでのATL臨床試験プロトコールから引用) JCOG版ATLに対する治療効果判定規準25)
2022.5.16 276 上から2行目 対するJCOG治療効果判定規準が用いられている。 対するJCOG治療効果判定規準25)が用いられている。
2022.5.16 277 文献 削除 文献25
2022.5.16 322 表3
下部のクレジット
Reprinted with permission. ©2005 American Society of Clinical Oncology. All rights reserved.
Greipp PR, et al: J Clin Oncol 23(15), 2005: 3412-3420.
(Greipp PR, et al. J Clin Oncol 23(15): 3412-3420, 2005より引用)
2022.5.16 355 上から7~8行目 ENDEAVOR試験 ENDEAVAR試験
2022.5.16 323 変更前

ISS stageⅠ,Ⅱ,Ⅲに加えて
間期核FISH(iFISH)による染色体異常(CA)
high risk:del(17p)かつ/またはt(4;14)かつ/またはt(14;16)あり
standard risk:high risk CAを認めない
LDH
Normal:血清LDH≦正常上限
High:血清LDH>正常上限

R-ISS:

Stage 基準 5年生存割合
ISS stageⅠかつiFISHにてstandard-risk CAかつ
血清LDH正常範囲
82%
R-ISS stageのⅠでもなくⅢでもない 62%
ISSⅢかつhigh-risk CAまたは血清LDH高値 40%

(Palumbo A, et al. J Clin Oncol 33 : 2863-9, 2015より引用)

変更後
予後因子 基準
ISS stage
血清β2ミクログロブリン<3.5 mg/L, 血清アルブミン ≧ 3.5 g/dL
ISS stageⅠでもⅢでもないもの
血清β2ミクログロブリン≧5.5 mg/L

CA by iFISH
high risk:del(17p)かつ/またはt(4;14)かつ/またはt(14;16)あり
standard risk:high risk染色体異常を認めない

LDH
Normal 血清LDH≦正常上限
High risk 血清LDH>正常上限

A new model for risk
stratification for MM
R-ISS stage
I:ISS stageⅠかつ iFISHにてstandard-risk CA かつ血清LDH正常範囲
II:R-ISS stageのⅠでもⅢでもない
III:ISS stageⅢかつ iFISHでhigh-risk CA または血清LDH高値

CA, chromosomal abnormalities (染色体異常); iFISH, interphase fluorescence in situ hybridization(間期核FISH); ISS, International Staging System(国際病期分類); LDH, lactate dehydrogenase; MM, multiple myeloma; R-ISS, revised International Staging System

Reprinted with permission. ©2015 American Society of Clinical Oncology. All rights reserved.
Palumbo A, et al: J Clin Oncol 33 (26), 2015: 2863-2869.

2020.11.18 10
2020.11.18 331 ダラツムマブ ダラツズマブ
2020.10.12 323 R-ISS stageのⅠでもなくでもない R-ISS stageのⅠでもなくでもない
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