Scientific Exchange Training Program(SETP)
1．概要
若手医師、研究者の英語による口頭発表とディスカッションの力を磨くため、アメリカ血液学会（ASH）会長の発案で始まった教育プログラムです。
第76回学術集会から継続して開催しております。
SETPでは、特別講演およびシンポジストとしてJSH学術集会に招待されたASHのエキスパート（4名程度）にコメンテーターとして発表方法・研究内容、質問に対する応答の仕方についてコメント・指導していただきます。
ASH年次総会の様なハイレベルの国際学会で高い評価を受けられるようになることが一つの目的です。また、この発表をきっかけに、JSHとASHの学術的な交流が活発になることを期待しております。
発表者の対象は日本血液学会に所属する45歳以下の若手研究者です。
プログラムはASHのコメンテーター、JSHのモデレーター、JSHの若手プレゼンター2名で1セッションが構成され、1人につき10分発表、10～15分の討論を予定しています。
2．プログラム
■SETP1「Pathogenesis of Congenital Anemia」
10月12日（金）15:00-16:00 第14会場
| コメンテーター： | Alexis Thompson（Ann and Robert H. Lurie Children's Hospital of Chicago） |
| モデレーター： | 冨田 章裕（藤田保健衛生大学 血液内科・化学療法科） |
| プレゼンター： | Bone marrow histopathology and p53 expression in patients with Fanconi anemia 川島 希（名古屋大学 小児科） Mutation analysis of GATA1 binding sites in ribosomal protein genes in Diamond-Blackfan anemia 小林 明恵（弘前大学 小児科） |
■SETP2 「CAR T-Cell Therapy」
10月12日（金）15:00-16:00 第15会場
| コメンテーター： | Catherine M. Bollard（George Washington University） |
| モデレーター： | 藤原 弘 （三重大学大学院医学系研究科 遺伝子免疫細胞治療学/個別化がん免疫治療学 三重大学 複合的がん免疫療法研究センター） |
| プレゼンター： | Clinicopathological study of other iatrogenic immunodeficiency-associated LPD at Toranomon Hospital 梶 大介（虎の門病院 血液内科） Clinical analysis of post-transplantation lymphoproliferative disorders in Kyoto University Hospital 渡邊 瑞希（京都大学大学院 血液・腫瘍内科学） |
■SETP3「Leukemia Predisposition」
10月13日（土）14:40-15:40 第14会場
| コメンテーター： | Daniella Townsley（AstraZeneca） |
| モデレーター： | 高久 智生（順天堂大学 血液学講座） |
| プレゼンター： | Immune reconstitution following rabbit ATG therapy in patients with severe aplastic anemia 成田 敦（名古屋大学 小児科） p53 activation inhibits the development of MLL-fusion leukemia with the assistance of tumor immunity 林 康貴（東京大学 医科学研究所 細胞療法分野） |
■SETP4「Bone Marrow Failure Syndromes」
10月13日（土）14:40-15:40 第15会場
| コメンテーター： | Akiko Shimamura（Bone Marrow Failure and MDS Program / Dana-Farber / Boston Children's Cancer and Blood Disorders Center） |
| モデレーター： | 横田 貴史（大阪大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科） |
| プレゼンター： | Genomic characteristics of acute erythroid leukemia 竹田 淳恵（京都大学 腫瘍生物学講座） WT1 expression at onset of AML correlated collaborative cytogenetic abnormality and WT1 SNP status 小野澤 真弘（北海道大学 血液内科学教室） |