第11回 研修医(初期・後期)のための血液学セミナー

2018年7月7日~7月8日・びわ湖大津プリンスホテル

ご挨拶及びプログラムのご案内

 日本血液学会会員の皆様に、「研修医(初期・後期)のための血液学セミナー」のご案内を申し上げます。

 日本血液学会では、2008年より若い医師に血液学のおもしろさを理解していただく機会を設ける事を目的とした教育プログラムを開催しています。未だ専攻を決めていない医師、つまり初期・後期研修医を中心とした若手の先生に現場で役立つ基本的な臨床血液学を勉強していただくと同時に、改めて血液学のおもしろさ、奥深さを伝えることを目的とするものです。こうした教育活動は血液学に興味を持つ若手医師を育てていくうえで大切なことではないかと考えています。

 2007年に研修医のための教育プログラム企画委員会を立ち上げ、2008年より10回にわたり研修医(初期・後期)の先生を主な対象とした血液学セミナーを開催してまいりました。ご協力いただいている会員はじめ歴代の講師、参加された皆様に改めて感謝の意を表します。ここまで回を重ねることができたのは何よりもまず、血液学の「おもしろさ」を伝えたいという講師、会員の皆様の想いと積極的に血液を学んでいただいた参加者、そして参加者同士の交流があったからこそと思います。大変嬉しいことに講師、参加者ともに毎年ご好評をいただいております。

 また、例年研修医以上の世代からも多くの参加希望をいただいていることから、第4回より「オブザーバー」として若手医師の参加も受け付けております。講師とのディスカッションは研修医を中心として進めていただきつつ、オブザーバーの方にも全てのプログラムを聴講していただいており、日々の診療に役立つ基本知識を再確認することができると、こちらもご好評を頂戴しております。

 今年度もこれまでと同様に初期・後期研修医の皆様を対象として第11回のセミナーを計画しています。第5回からはプログラムをリニューアルして、1泊2日のセミナーと、前日夜にはイブニングセミナーを企画いたしました。第11回も同様の形式での開催を計画しております。これを通じて一人でも多くの研修医の先生が血液学に興味をお持ちになり、参加者の中から血液を専攻する方が出てくることになれば大変な喜びに存じます。

 つきましては、研修医の皆様及び、聴講を希望される若手医師の皆様へこの情報を伝える役割を会員の先生方に担っていただきたいと思います。ぜひ、お近くの研修医(初期・後期)、若手医師の方々にお声がけいただき、本セミナーへのご参加をおすすめいただきますようお願い申し上げます。

 たくさんのご参加を心よりお待ち申し致しております。

日本血液学会 教育委員会 委員長
宮﨑 泰司


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