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研修医のための血液学セミナーに参加して(水原健太郎 先生)

更新日時:2022年6月1日
氏名 水原健太郎先生
現職 京都府立医科大学大学院医学研究科血液内科学・大学院生
略歴 岡山大学卒業(2014年)
姫路第一赤十字病院初期研修医~内科後期研修医
岡山大学血液・腫瘍内科医員
京都府立医科大学大学院医学研究科血液内科学大学院生
現在に至る
資格 血液専門医

自己紹介

卒後3年目にセミナーを受講しました。現在、大学院にて多発性骨髄腫と腫瘍免疫に関する研究をしています。

受講のきっかけ

先輩医師からの推薦・情報提供

メッセージ

講演の内容やレベルについて感じたこと、刺激になったことは?

初学者向けの内容だけでなく日々の臨床に直結するような内容もあり、どの先生にとっても有意義な内容になると思います。

講演者から受けた刺激、印象などは?

個人的には京都大学の錦織先生の講義が最も印象に残っています。悪性リンパ腫の発症や治療抵抗性に関わる分子学的背景や当時はおそらく一般的に広く認知されているわけではなかったdouble-hitlymphomaに関する内容などを分かりやすくご説明いただきました。3年目だった当時、実際の診療業務に関する勉強がメインとなっていましたが、基礎的な観点から疾患の理解を深めることの重要性を教えていただいたと思います。
錦織先生の講義内容は配布資料に含まれていなかったのですが、講義終了後に直接交渉したところ資料をいただくことができました。

研修医への受講の勧めや、受講の準備や勉強法などのアドバイスを!

レジデントマニュアルなどに記載されているような知識があった方がスムーズに理解できると思いますが、あまり気負いせずとりあえず参加して講義を聞きながら勉強するのが良いと思います。

血液内科医として後輩に伝えたいこと!

よく言われるところですが血液内科は基礎と臨床が非常に近く、新規治療薬が次々と開発され治療成績が向上しています。
一部の造血器腫瘍の患者さんは薬物治療のみで治癒が期待でき、臨床医としても非常にやりがいのある分野だと思います。

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